チャートだけで来週の相場を考えていきます。
当記事はテクニカル分析のみを扱いますが、ファンダメンタル分析を否定するつもりはありません。
ファンダメンタルも確認しておきましょう。
前回のチャートで考える相場予想はこちら。
→日経平均が予想と大きく外れて、シナリオ見直しとなり苦戦しました。。
日経平均株価
(Kabutanのチャートと楽天証券のチャートを利用)
月足チャート
移動平均線を下向きに突き破って何度か反発がありましたが、
移動平均線を越えるには至っていません。
前回チャート分析からスタンスに変更なしです。
移動平均のデッドクロスが見えてるので下向きと捉えています。今年は急落の年になりそうです。
週足チャート
三角保ち合いの形をしていますので
そのうち上か下かどちらかにトレンドが傾くのではないでしょうか。
MACDは一度底打った後に反転していますが、下の方でもたついています。
また、RSIは50で跳ね返されているので、こちらも下の方でもたついています。
MACDとRSIから、強い反転ではないことが読み取れます。
日足チャート
このチャートを見た第一印象は「微妙すぎる」です。
ローソク足を見ると、移動平均線を割るか超えるのか微妙な位置です。現時点で明確な方向感は分かりません。
MACDも非常に微妙な状況です。
MACDが0を超えてプラス圏に定着すると、直近は上昇してきていることが分かるのですが、
見ての通り、0を超えて定着するかマイナス圏となるか
結果はこれからのようです。
来週はどちらに転ぶか注視ですね。
こういう方向感が見え難い展開では、上下に大きく振れることもあるので注意しておきたいです。
米ドル/円
(Kabutanのチャートと楽天証券のチャートを利用)
年足チャート
移動平均線を下向きに突き破り105円台を付けた後に反発しています。
110円に回復するかどうかでしょうか。
引き続き、移動平均のデッドクロス、移動平均線を割れたことから下向きと考えています。
今年は急落の年になりそうです。
週足チャート
先週から引き続きMACDが勢い良く下向きです。
RSIは一度反転の兆しを見せて30を超えましたが、すぐに下に戻りました。
週足チャートだけで見ると、強い下向きトレンドのように見えます。
やはり、上値が確認できたら売りのスタンスで考えます。
日足チャート
25日移動平均線を超えることができていないので、移動平均線からは買いと考えづらいです。
ただし、MACDやRSIでダイバージェンスが確認できるので買いサインが出ています。
どちらを採用するか悩ましいところです。
その他
原油 週足チャート
移動平均線を支持線として上昇しています。このまま上昇すると移動平均線のゴールデンクロスになりそうです。
MACDはマイナス圏からプラス圏へ。
RSIは過熱感を示す70を超えた後に一度売られて下がりましたが、強い相場を示しているのか70で反発して再上昇しています。
原油 日足チャート
42.5が強い支持線になっていることが分かります。
引き続き上向きと考えられます。
ただし、RSIでダイバージェンスが発生しており、売りサインが出ています。
売りサインというより、下落パターンを頭に入れておく程度でしょうか。
まとめ
来週の日経平均は微妙です。どちらに転ぶのでしょうか。
トレンドが出たら、その方向に乗っかるようにしたいですね。
5月は相場が不安定になりがちなので、明確なトレンドのように見えてダマシがあるかもしれません。
気をつけて挑みたいです。
<スイングトレードの戦略>
先週から引き続き、日経平均との連動性が低く好業績の株は買いで勝負します。
日経平均との連動性が高い銘柄は、日経平均のトレンドが見えてから決めます。
上昇・下降トレンドのどちらにも対応できるように、日経平均との連動性が高く、
その中で強い銘柄と弱い銘柄はピックアップしておきたいです。
ドル円は110円を超えたら、売りポジションを追加する予定です。
今は、引き続き少量の売りポジションをホールドし続けます。
原油は引き続き買いスタンスです。
支持線まで落ちれば買い。思わぬ下落があれば、大きく買っても面白いかなと考えてます。
ただし、原油は値動きが激しいので、気をつけたいですね。
個人的な見解なので、大きく外れることもあります。
投資は自己責任です。
参考にされて損失が生じた場合は一切責任は取れません。
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