デイトレ銘柄の選び方

市場には多くの上場企業の銘柄があるのですが、デイトレ向きの銘柄は決まっています。
これを知らないとデイトレ不向きの銘柄を売買することになり、非常に非効率かつ危険です。

今回は「デイトレ向きの銘柄とは何か」をご紹介した後、デイトレ銘柄の探し方を紹介します。

デイトレ向きの銘柄とは

出来高が多い

ある程度の出来高がある銘柄が良いです。
なぜかというと、出来高が少ない銘柄は5分足チャートが参考になりません。

5分足チャートを見ても方向感が読み取りづらいです。

<方向感が見えづらい5分足チャート>

<方向感が見える5分足チャート>

私は1日10万株以上の出来高があれば十分と考えてます。
ですが、多くのデイトレーダーの方はもっと出来高が多い銘柄を好む傾向があるようです。

値幅が取れる

あとは値幅が取れる銘柄です。

1日に0.3%しか動かない銘柄では方向感を掴むのに苦労しますし、
方向が合っていたとしても対した利益となりません。

それよりも1日に3%程度動く銘柄の方がやりやすく利益が出やすいです。
値幅が取れることは大事ですが、値動きが激しすぎる銘柄は難しいので避けるべきでしょう。

例えば、みずほFGでデイトレをするのはかなり難しいです。
みずほFGは出来高が多いですが、値幅が取れません。

みずほの高値と安値の差は1~4円なのでパーセント換算すると1~3%です。
どんなに上手く立ち回っても1~3%しか稼げないことになります。

みずほFGでデイトレをするぐらいなら、新生銀行の方がマシです。
新生銀行の高値と安値の差は4~7円なのでパーセント換算すると3~5%です。

仕手株やボロ株は避ける

個人的には仕手株やボロ株(50円以下の株)のデイトレは避けた方が良いと考えます。
その理由としては、仕手株はチャート通りに動かず、想定外の値動きをすることがあるからです。

また、ボロ株は1円動くにも大きな力が必要なため、デイトレで1円抜きすることも難しいです。
例えば、原弘産の1ヶ月チャートを見ると22円から+-1円でほとんど動かないことが分かります。

ただ、この辺りは好みの問題です。
稼ぎやすいからと仕手株に参戦してる方も多そうです。

業績はほとんど関係ない

長期投資の場合、事業内容はもちろんのこと業績も調べますが、デイトレの場合はほとんど関係ありません。
参考程度に調べるだけで、赤字企業でも関係なく売買します。

デイトレ銘柄の探し方

先程ご紹介した条件をもとに、デイトレ銘柄を探す方法を紹介します。

Yahooファイナンス 値上がり率、値下がり率上位銘柄

Yahooファイナンス 値上がり率ランキング値下がり率ランキングの上位銘柄は、投資家が注目していることから大きく株価が動いた銘柄と言えます。
従って、翌日以降も多くの出来高と、強い方向感が現れる可能性があります。

激しい値動きの銘柄は注意
翌日にも激しい値動きとなることがあるので、デイトレ初心者の方は激しすぎる銘柄は避けた方が良いと思います。
1銘柄ずつ見て、激しくなりそうか判断して参戦するか決めるべきです。

個人的には、100位あたりも見ます。激しすぎる値動きである必要は無いからです。

有料情報配信

有料サービスになりますが、
自力でデイトレ向き銘柄を探すのが難しい、時間かかるという方には、有料の情報配信も手です。

Yahooファイナンスで良さそうと思った銘柄は、デイトレ銘柄候補となるだけです。
すぐに売買対象にすることは有り得ません。

自分の観点でふるいにかけます。

  • 出来高が多いか
  • 値幅が取れるか
  • チャートに方向感があるか
  • Yahoo掲示板に気になる情報は無いか
  • ニュースが翌日に控えていないか
  • などなど…

まじめに分析するとかなりの時間がかかり、仕事帰りの夜に何銘柄を行うのは大変です。

そこで、私の場合はトレーダーズ・プレミアムという有料の情報配信を利用してます。
有料情報配信というと怪しいイメージがあるのですが、トレーダーズ・プレミアムはYahooファイナンスでも紹介されている、非常に良質なサービスです。

デイトレ向きの良い銘柄を教えてもらえますが、自分で1からデイトレ銘柄を探すつもりなら利用する必要はないでしょう。

便利な使い方をまとめましたのでご参考までに。
>>【必見】トレーダーズ・プレミアムの便利な使い方

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