2018/4/23~4/25のナスダック指数は続落となりました。
やはり、相場には苦しい展開も訪れます。
今回は、トライオートETFが想定を超える下落時の問題点と、私が行っている対策を挙げていきます。
自動売買は、コツを掴めば裁量取引よりも考えるポイントも、ストレスも少なく相場に参加することができますね。
(1)ナスダック下落!トライオートETFで買い注文出してみた
(2)運用成績公開(4/11~4/13)
(3)運用成績公開(4/16~4/20)
(4)トライオートETFでロスカットを防ぐ対策
目次
トライオートETF 想定以上の下落における問題点2つ
塩漬けになり、上下で収益化できなくなる
トライオートETFの仕組み上、想定以上の下落は塩漬けになります。
まず、トライオートETFの得意パターンを見ていきましょう。
例えば、こちらの図は本数を3に設定していた場合です。思った範囲で上下してくれれば収益化できます。
(青が新規買い オレンジが決済売り)
買い放置戦略では利益が出せないところを「下がったら買い、上がったら売り」を繰り返すことで収益化しています。
しかし、想定以上に下落するとどうなるのでしょうか?
この通り、塩漬けになります。
相場が上下しても買い切った状況では新たに買えないため、相場が回復するのも待つしかなくなります。
ナスダックトリプルのデフォルト設定は8本です。8本で賄い切れない程に下がってしまうと塩漬けとなってしまいます。
最悪の場合、ロスカットになる
塩漬けから相場が戻ればまだマシですが、最悪のケースはロスカット、強制決済です。
トライオートETFは計画的なナンピンで徐々に買い下がる戦略ですから、一気に買う戦略よりも低リスク。
しかし、ボラティリティの高い2018年相場ではロスカットとなっている方も多いようです。
2017年と大違いの荒れ模様ですね。
下落に備えた対応とは?
「トライオートETFって問題点ばかり?」と思うかもしれませんが、設定次第です。相場に合わせた投資法が大事ってことですね。
過去記事にも載せていますが、2つあります。
口数(取引単位)を少なくすることと、本数を増やすことです。
口数を少なくする
口数を少なくすることで、1回あたりの投資額を少なくなるので証拠金に余裕が生まれます。
自動売買セレクトでナスダックトリプルを注文設定をしているところです。
デフォルトの15口だと120万円が必要ですが、1口にするとたったの8万円に抑えることができます。
推奨証拠金は8万円ですが、私の場合、更に余裕を持たせたいので入金した資金は30万円です。
トライオートETFの本数を増やす
前回の記事でも本数を8本から12本にしたと書きましたが、12本でも賄えない状況となったため、16本としています。16本までは想定の範囲です。
8本から16本にするとその分、推奨証拠金は必要になりますが、余裕を持たせて30万円にしているので、戦略を柔軟に変えることができますね。
4月25日時点の損益は?
対策をしていたおかげで、損失2万円で済んでいます。
もし、投資額30万円に合わせて多めの口数にしていたら?
恐らく、含み損は6万円以上になっているはずです。
投資額の2割も含み損になったら、自動売買に任せて良いのだろうか?と不安になり手動で損切りしていまいますよね。
トライオートETFの口数を少なくする。
本数を多くする。
相場に絶対はありませんが、
これを徹底しておけば自動売買とうまい付き合いができるのではないでしょうか。
ナスダック指数の反転に期待しておきたいと思います。
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