みずほを損切りするまでは資金拘束されていたため、自由に扱える資金は限られていました。
少しでも、みずほの損失を埋めようと、信用取引で短期売買を始めることにしました。
お約束どおり、株で勝てない人が信用取引をするとロクなことはありません。
順調に損失を拡大するだけでした。
損失拡大 初心者の信用売買
冒頭に結論を書きますが、初心者が信用取引をすると更に損します。
信用取引はレバレッジをかけられるため、現物取引よりもハイリスクになります。
私の場合、そもそも株で稼げていませんから
レバレッジをあげて取引することで、1回あたりの損失が増えただけでした。
以降は、私が実際に失敗した内容を載せています。
ボロ株1円抜き、下がると固まる
以前大損したにも関わらず、懲りずにボロ株1円抜きをして失敗します。
ボロ株の取引をされた方はご存知だと思いますが、
板が厚くて、買うのも売るのも一苦労ですよね?
例えば、こんな感じで板に多くの方が並んでますよね。
売り板
41円 650,000株
40円 300,000株
買い板
39円 400,000株
38円 500,000株
40円で買うのは怖いので、39円に新規:指値注文を出して並ぶ。
39円で買えると、40円に決済:指値注文を出して並ぶ。
という分かりやすい手法です。
しかし、実際にやってみると分かりますが
買いが約定したって喜んでたら、
買い板がいきなり食われている場合があります。
↓
売り板
41円 650,000株
40円 300,000株
買い板
39円 1,000株
38円 500,000株
そして、買い板がいきなり食われているのを見て
売りがどんどん増えていきます。
↓
売り板
40円 300,000株
39円 100,000株
買い板
38円 500,000株
37円 600,000株
当時の私は以前と変わっていませんでした。こうなったら思考が停止します。
39円の売り板よ、早く無くなれ!って心臓をドキドキさせながら、
必死にスマホ画面を見続けるだけでした。
こうして1円抜きを失敗して損を重ねました。
初ストップ高!信用で買い増し
こんな私にも、たまにはラッキーな出来事がありました。
株主優待目当てで保有していた、アルクがストップ高となったことです。
師匠に、「アルクで含み益が一杯だよー」って喜んでメールしたのを覚えています。
しかし、ここからが問題です。
私はストップ高を経験したことがありませんから、
ストップ高になったら何をすれば良いか分かりませんでした。
一夜考えた末の結論。
「ずっと損してるから失敗したくない。利益が無くなったら怖いから売ろう」
そして、翌朝の寄り付きで無事に売ることができました。
しかし、売った途端に違う感情が突然芽生えるんです。
「今もどんどん上がってるよ。もっと利益取れたのにもったいない。」
しばらく眺めていても株価は上がっていきます。
こうして私は覚えたばかりの信用買いを使って、
保有していた株数の3倍の量を、売却値から10%以上も上がったところで買い直します。
結果はどうなったか?
当日中にマイテン(マイナスに転落)しました。。
翌日は上がるかと、仕事の合間に気になって見るのですが更に下がっていきました。。
そして、2日後に泣く泣くすべてを損切りです。
ストップ高を経験しても資金が減る自分に、
他人事のように、
どこまでも失敗できてすごいなぁと感心したのを覚えています。
おまけ: 常に市場が自分の逆を行くのなら
最後に1つ。
冗談にしか聞こえませんが、これは本当にやったことです。
「自分が株を買うと、ほぼすべて負ける」
ということは、
自分が株を買うタイミングで空売りしたら勝てるのでは?
信用売りができるようになったので、閃いたわけです。
早速、実践しました。
やはり、相場は私の逆を行きます。
全敗です。
もし、当時の私と同じことを思いつく方が居ましたら
無駄ですから辞めましょう。
以上
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