当サイトでは何度も損切りの大切さについて書いていきました。
>> 塩漬けを辞めて損切りした方が良い5つの理由
>> 損切りの目安は何パーセントにしたら良い?
>> 損切りできない3つの理由と対策
さすがに損切りの話は飽きたでしょう。
というより、書いてる私も飽きてきました(笑)
損切りに関した話は、また思い出したときにでもして、
今回は利益を伸ばす方法について書くことにしました。
投資は損小利大を目指すべきと言われますから、利益を伸ばす方法は非常に重要なことです。
まずは、いつもの流れで“利益を伸ばせない原因”を挙げて、
そこから利益を伸ばす方法を考えていきます。
利益を伸ばせない原因
利益を伸ばせない原因は大きく挙げると次の2つではないでしょうか。
トレンドの逆方向を狙う
年足、週足、日足チャートを見たときに下降トレンドだとしたら空売りした方がかんたんですよね?
せっかく空売りができるのに、下降トレンドにも関わらず買いで勝負するのは分が悪いです。
しかし、多くの方は株を買うことに慣れています。
下がったら買いを考えることが多いのではないでしょうか。
下降トレンドにおいて買いで利益が出るのは、下降トレンドの一時的な反発のみです。
利益を伸ばそうにも、”一時的な反発”ですから利益はほとんど取れません。
利益確定が早すぎる
トレンドの方向が合っていて、思惑通りに相場が動いた。
でも、利益が出始めた途端に、なぜか利益確定をしたくなります。
利益確定をしたくなるのは、人間の本能だそうです。
しかし、本能のまま利益確定をしていては大きい波に乗ることはできません。
様々な誘惑に負ける
上記2つの原因が大半なのですが、もう1つあります。
様々な誘惑や邪念です(笑)
目の前で利益が無くなっていく場面を見せられると、心が揺らぎます。
あとは、「一旦、利益確定して安くなったら再度買い直す作戦」や
「もっと上がるだろうから買い増し作戦」なんかも突如閃いたりします。
これらの作戦は、買う前には考えてなかったのですが、突如閃きます。
そして、誘惑に負けて色々いじってしまって、結局は損益が悪い方向になります。
利益を伸ばす3つの方法
では、利益を伸ばす方法は何があるのでしょうか。
利益を伸ばせない原因を知り、その逆を行うよう努力するだけです。
トレンド方向に売買する
上昇トレンドなら買いで。
下降トレンドなら売りで。
非常にシンプルです。
これだけでトレンド方向に乗れるので利益が多く出る可能性があります。
利益確定に理由を求める
「なぜ、このタイミングで利益確定するのか」
利益確定する理由を自分に問いかけます。
>> 株で失敗しないための思考プロセス
なんとなくですぐに利益確定すると大きな利益を取り逃すので、
私の場合は、例えば次のような理由をもって利益確定をするようにしています。
- ローソク足が天井を打った形をしているから
- 移動平均線を割ったから
- RSIが80になったから
天井を打った後に利益確定すると、天井で売ることはできないのですが
なんとなくの利益確定するよりも、大きく利益が取れることが多いです。
誘惑に負けないようあらかじめ計画を立てる
作戦がなくて行き当たりばったりだから誘惑に負けます。
あらかじめ、株価がどのように推移するか何パターンか予想しておきましょう。
そして、それぞれのパターンに対してどのように対応するかを頭に入れておきます。
そうすれば、誘惑に負けることも減り、行き当たりばったりの行動も少なくなります。
さいごに
今回は利益を伸ばす方法を書きました。
記事にしてみると簡単なのですが、実践してみると難しいです。
逆に含み益を逃してしまったり、何度か試してうまく行かず元通りになってしまったり
私は試行錯誤しました。
この辺りはその人のトレード手法に合わせた調整となるため、何度か実践して感覚を掴んでいくしかないと思います。
1戦1戦の損益ではなく、トータルで利益を残すことを意識しましょう。
以上
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