配当5%株投資法を紹介していきます。
この投資手法は、あくまでも「売買益」目的です。
配当を得るための投資手法ではありません。
私はこの投資手法で、年間12%の利益を上げることができました。
工夫をすれば、もう少し利益は増えるかもしれません。
配当5%株投資法の特徴
ローリスク・ロー~ミドルリターン
すべての投資手法において
「リスクに対して割に合うリターン」であるべきです。
ハイリスク・ハイリターンは上級者かギャンブラーがやることです。
センスが無い私は、
「ローリスク・ロー~ミドルリターン」か「ミドルリスク・ミドル~ハイリターン」を目指しています。
この投資手法は、ローリスクです。
乱高下する株は買いませんし、
最悪の場合でも配当金が入るため大きな損失にはなりにくい手法です。
中・長期投資
銘柄を1~3ヶ月保有するイメージです。
利確タイミングも、一瞬のチャンスしかないという手法ではありませんから、
私のような日中お仕事をしているサラリーマンでも大丈夫です。
退屈で地味な投資手法です
ここまで見れば分かるとおり、退屈で地味な投資手法です。
1ヶ月で資金を2倍にするような派手な投資手法ではありません。
しかし、ドキドキしない投資手法は大事です。
ドキドキする投資は、緊張や焦りから失敗することが多いです。
ローリターンでも良いから勝てるイメージを持てるきっかけ作りは非常に重要です。
私はこの投資手法から勝てるイメージを持つことができ、段々と利益を増やせるようになりました。
配当5%株投資法のやり方
概要
高配当銘柄は配当取りに向けて配当の権利確定日2ヶ月前頃から売買が盛んになります。
それを逆手にとり、2~3ヶ月前に高配当銘柄が安値の時期に仕込みます。
「配当利回り5%以上」で買うことが大切です。
売買が盛んになると「配当利回り5%」が意識されて、「配当利回り5%」以上となるような株価まで下がることが少なくなります。
高配当目当てで売買が盛んになるため、配当落ちした日には配当以上に株価が下落することが多いです。
従って配当確定日よりも前に徐々に売ります。
銘柄の選び方
配当利回りが5%近い銘柄であること
赤字の企業には注意してください。Yahooファイナンスで確認できる配当利回りは前年度です。
赤字の場合、配当金が前年度とより少なくなることがあります。
一括配当であること
配当金は株により年1回の一括配当か2,3回に分ける分割配当があります。
配当利回りが5%でも、中間配当がある株では1回あたりが2.5%になります。2.5%の配当では人が集まりませんから対象外です。
日経平均との相関性が低いこと
日経平均との相関性が低い銘柄の方が安全です。業績が良くても日経平均の悪化により株価が下がる銘柄であれば、日経平均を意識しなくてはなりません。
買いタイミング
配当権利日の2~3ヶ月前。
日経平均につられて株価が下がり配当利回りが5%以上となれば、すかさず買う。
利益確定・損切りタイミング
利益確定は一概に何%とは決めづらいですが、5%~25%程度を目指します。
例えば
配当金:10円、利回り:5%とすると、株価は200円です。
200円で買うことができたとして、利回り4%になるまで株価が上がると250円。
200円→250円となれば、25%の上昇になります。
実際はここまで上がることはありません。
そもそも、不人気で放置されているから高配当銘柄なわけです。
損切りラインも一概には言えませんが、過去のチャートから推測します。
株価が下向きと分かれば損切りします。
備考
多くの銘柄は配当確定日が3月末ですが、4月、12月が配当確定日の銘柄があります。
従って年間で何度か使うことができるので、利益の上積みが期待できます。
日経平均が上り調子のときは高配当銘柄も出遅れ銘柄として上がってます。
そのため、配当利回り5%の銘柄が少なく、この投資手法が使える対象の銘柄が少ないことがあります。
日経平均が冴えないときに採用している投資手法ですが、どうしても使いたい場合は、5%という数値を別の閾値にしてみたり、株主優待と配当利回りを合わせて考える方法もあるかもしれません。
以上、投資は自己責任でお願いします。
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