逆張りよりも順張り みんなと同じタイミングで買う大切さ

同時

個人投資家の多くは逆張りが好きです。

しかし、初心者の方には逆張りは難しいでしょう。
私が初心者の頃は逆張りで失敗ばかりしてました。

初心者の方には逆張りよりも順張りをお勧めしたいです。

<順張りと逆張り>

順張りとは
”株価が上がっている状態で株価の上昇を期待した買い”
今の株価の動きが継続すること期待した投資。

逆張りとは
”株価が下がっている状態で株価の上昇を期待した買い”
今の株価の動きと反対の動きを期待した投資。

今回は逆張りよりも順張りをお勧めする理由を説明するために

  • 株式投資は人気投票であること
  • 自分だけが勝つイメージは誤りであること
  • 逆張りとは少数派となること

を説明していきます。

株式投資は人気投票

株式投資をシンプルに言ってしまうと「人気投票」です。

事業内容が素晴らしい、財務体質が健全、売り上げが右肩上がり。
企業ごとに良い点はたくさんあります。

私は堅実な銘柄が大好きで、東証2部の渋い会社はお気に入りです。
でも、そういう銘柄の株価はなかなか上がらないんですよね。

株価が上がる条件は、多くの人にとって魅力的に映るが非常に重要なポイントです。
魅力的でなければ買われることはありません。

また、一般の人に分かりにくい事業を行う企業や、
情報発信が苦手な企業は投資家が価値を理解できないことがあります。
価値が分からなければ買われることはありません。

投資家が気付き、魅力的なことが分かり、株価は上がります。

自分だけが勝つイメージは間違い

みんなから投票されて株価が上がりますから
「誰よりも早く、その株を安値のうちに仕込んでおく。」

という考えに囚われると、なかなかうまく行かず悩むことになります。

株は自分だけが勝つイメージで取り組むと苦労します。
買われる銘柄に乗っかるイメージです。

みんなが投票し始めたのを見て自分も投票する。
これで十分に稼げます。

誰よりも優れた嗅覚で最安値で仕込むなんて、難しいことは必要ありません。

逆張りとは少数派となること

「誰よりも早く、その株を安値のうちに仕込んでおく。」
この発想に固執した結果が「逆張り」ではないでしょうか。

逆張りはうまく行けば、底で買うことができますから大きな利益を得ることができます。

しかし、逆張りは少数派として投票することとも言えます。

銘柄分析をして「投資対象の株価は過小評価だ。これから上昇する」と考えても
同じように考える人が居なければ株価は上がりません。

また、逆張りをする際は損切りを徹底すべきです。
反対方向に株価が動いてるときに株を買うわけですから、そのままずるずる下がると塩漬けとなり失敗します。

株価が底をつけて反転するということは、買いが多数派となったことを表します。
人気投票の結果を見てから買う、多数派となる順張りの方が安全ではないでしょうか。

さいごに

「誰よりも早く、その株を安値のうちに仕込んでおく。」

この考えよりも
「みんなと同じタイミングで買う」

この考えを目指しましょう。

個人の向き不向きはありますが、逆張りよりも順張りの方が、
結果的に成績がプラスになる可能性は高いと考えます。

底が近いと考えて行う逆張りは、順張りができてからでも良いのではないでしょうか。

以上


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