次に、株で稼ぐ人の特徴を書いていきます。
株で稼ぐ人は努力を怠っておらず、常に冷静です。
銘柄に惚れることもなく個人投資家を客観的に見ています。
そして、何よりも勝負感がありますね。機転が利くと言ったところでしょうか。
師匠を見てると「さすが」と思うことが多々あります。
ギャンブル負けなしは、天性の才能のようです。
私は師匠のようにはなれませんが、
才能のある方を知り、近づこうと努力することである程度にはなれます。
それでは詳しく説明していきます。
ファンダメンタル分析・テクニカル分析を怠っていない
買う前に必ず銘柄を分析します。
「これで、いいや」はありません。
私の師匠のことを考えても、あれだけの利益を上げ続けているのに
気を緩めずに、私よりもずっと長い時間をかけて銘柄の分析をしています。
銘柄の分析は、ファンダメンタルとテクニカルの面から行います。
人により重きを置く確認ポイントは違いますが、概ね次の観点でしょう。
ファンダメンタルの観点
- 企業の事業内容、業績、IR情報
- 同業他社
- 業界動向
- 日経平均、NYダウ、その他関連する指数
- 直近・今後のニュース発表時刻
テクニカルの観点
- 株価と直近の動き
- 各テクニカル指標
- 出来高
- 信用倍率
感情に左右されない
株で稼ぐ人は一喜一憂しません。ビジネスとして売買します。
「今日は勝ってて調子が良いから更に買い増し」、「株価が下がって悲しいから塩漬け」ということはしません。
銘柄に惚れ込んで、その銘柄と心中する覚悟で勝負することもしません。
機械的に淡々と取引を繰り返していきます。
個人投資家の動きを考える
「9割の投資家は負ける行動を取る。彼らの動きを読んで投資すれば勝てる」
これは、私の師匠の言葉です。
悩んだときは、多くの個人投資家が何をするか考えてその逆を行くという発想です。
利益と損失を想定している
株で稼ぐ人は計画的な売買をします。
この銘柄に投資することで、どの程度の利益または損失となるか計算しています。
株価の値動きが激しい銘柄であれば、投資額を抑えて自分が許容できる損失に限定します。
勝負感がある
計画的と書いておきながら矛盾するように聞こえますが、
株で稼ぐ人は臨機応変に対応することができます。
状況が刻々と変わる中で、機転を利かせた売買ができます。
勝てると踏めば驚くような大胆な買い増しで投資額を増やしますし
危険と判断すればさっと損切りして手を引きます。
この辺りが投資センスの差なんだなとはっきり実感します。
私も勝負感は日々勉強している身です。
もちろん、行き当たりばったりとはまったく違います。
何らかの根拠を持った予定変更です。
さいごに
稼ぐ人の特徴を説明しましたが、全てを明日から取り入れることは困難でしょう。
株価が下がる恐怖心、株価が上がると売りたくなる誘惑、損切りへの躊躇により
多く個人投資家は正しい行動を取ることができません。
瞬時に正しい判断を取り続けるなんて、更に高度な話です。
従って1つずつステップアップしていくべきでしょう。
まずは、損切りの問題から取り組んでみてはどうでしょうか。
損切りをうまく行えるかは、利益に直結します。
損切りができるようになれば、塩漬けもなくなり、機会損失もなくなります。
>> 損切りできない3つの理由と対策
>> 損切りと利益確定のタイミングを教えます
もし、あなたが自分の投資手法を確立できておらず、行き当たりばったりで
売買を繰り返しているのならこちらも読んでおくと良いでしょう。
>> 自分の投資手法を得る
以上
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