デイトレのメリットとデメリット

株を始めたい!
デイトレって聞いたことがあるけど、どうなんだろう?

と、デイトレ未経験の方が、デイトレをイメージすることって難しいですよね。

デイトレって何か面白そう、稼げたらすごく楽そう

という気持ちもあれば

デイトレって怖い。大損しそう。

と不安感もあるでしょう。

ここでは、私がデイトレをやり始めて良かったことを書いていきます。

デイトレのメリット

他の投資法に比べて、すぐに利益が出る

投資手法はデイトレ以外にもいくつもあります。
株を2日~2週間ほど保有するスイングトレードや、1年以上保有して株価の上昇をじっくりと待つ中長期投資です。

これらの投資手法に比べて、デイトレはその日中に結果が出ます。
株価が数日前は上がって含み益が出てたけど、今日決済しようとしたら含み益が無くなってる。

なんてことは、デイトレには無縁です。

ローリスクな投資法

保有期間が短いということは、それだけ株価の変動が少ないことにもなります。
1年後の株価は半分、3分の1になる銘柄もあります。

でも、1日なら数%の変動です。投資額を計算して挑めば、非常にローリスク。
いきなり大損することはありません。

経済が低迷期でもチャンスがある

昔は、強い経済成長があり世の中は右肩上がりでした。
その時代なら、有望な株を買って放置しておけば経済成長にともなって株価も上がってくれました。

でも、今はどうでしょうか。
ITバブルやアベノミクスと言われる短期的な強い相場はありましたが、昔ほどの経済成長はありません。

経済が横這いや低迷しているときに、
中長期投資は数少ない有望銘柄を探すしかなく、なかなか利益が出ません。

ですが、デイトレなら1日の短期的な値動きで利益を得る手法ですから
経済動向による影響はほとんどありません。

ファンダメンタル分析がほぼ不要、テクニカルのみ

銘柄分析の仕方には大きく分けて2種類あります。

  • ファンダメンタル分析
    ファンダメンタルとは企業の業績や成長性、業界動向などの経済指標をもとにした分析手法です。

  • テクニカル分析
    過去からの株価や出来高の推移をもとに、将来の株価を予想する分析手法です。
    ローソク足や移動平均線など、様々な指標を利用して分析します。

投資期間が長くなるほどファンダメンタル分析の比重が大きくなり、
短くなるほどテクニカル分析の比重が大きくなります。

デイトレーダーは、ほとんどテクニカル分析だけで構いません。
せいせい、その銘柄の決算発表などのニュース発表日を避けるぐらいです。

覚えることが少ないのも良い点です。

持ち越しリスクが無く、夜中も安心して眠れる

日本市場が開いてない時間でも、世界の株価市場は開かれています。
アメリカでの株価上昇、下落の流れは翌日の日本株にも大きな影響を与えます。

持ち越すと夜中に不安になることさえあります。

デイトレのデメリット

稼ぐにはスキルが必要

デイトレでいきなり稼ぐのは困難です。
素早い判断力が求められるので、ある程度の慣れが必要です。

習得するまでの期間は、勝てずに損益がマイナスになることもあります。

パソコンやスマホに張り付く

中長期投資なら株を買って1年間放置していたら利益が出ていた
なんてケースもありますが、デイトレはパソコンやスマホで常に集中して取引画面を見続けることになります。

大きく稼ぐことはできない

ローリスクの半面、ローリターンです。細かく稼いでいくことになります。
1日で投資資金の3%も稼げたら成功です。

手数料が大きい

デイトレは細かく取引するので、取引回数が多くなりその分手数料がかさみます。

極端な例ですが、私の知人で利益の6割を手数料で取られたと言ってる人も居ました。
必ず、デイトレ向けの証券会社で取引するようにしましょう。

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