相場師は孤独を愛す

格言の意味

自分の投資手法が確立した投資家ほど、人の意見が気にならないものです。
そして、多くの個人投資家の逆を行き、相場で勝っていきます。

我関せずのスタイルですね。

他人の意見の捉え方

人によっては、他人の意見を聞くことで考えが乱れるから、聞きたくも無いそうです。
私の場合はどうかというと、他人の意見を聞くのは好きです。

多くの人がどう考えるかが分かれば、その裏を行くやり方を考えますし
自分よりも優れたアイディアなら、自分に取り入れる努力をします。

ですから、何を聞いても自分のためになると思ってます。
この辺りは人それぞれです。

私ももっと稼ぐようになれば変わるかもしれませんね。

 

節分天井の彼岸底

格言の意味

相場のアノマリー(季節性)を教える格言です。
節分のある2月に天井となり、彼岸の3月後半には底になるという意味です。

しかし実際のところは

最近だと3月末にはファンドのお化粧買いなどもあり、3月後半が底にはならない気がします。
ですが、海外のヘッジファンドの決算や海外投資家の休みシーズン、中国の正月など
世界のイベントに合わせてある程度の共通的な動きはあります。

日経平均の雲行きが怪しいシーズンは空売りを心がける、市場に参加しない等の
工夫をすべきでしょう。

 

三空は売り

格言の意味

「空」(別名:マド開け)とは前日の株価より高く始まり、一度も前日の株価まで下がらない状態のことを言います。
三空とは3日連続でマド開けが起きた状態です。

上昇相場は過熱感から起きるのですが、相場の終わり頃に現れることが多いことから
一旦は利益確定をした方が良いという意味です。

 

指値は変えるな

格言の意味

あらかじめ決めた指値でなかなか約定しないからと、
早く約定させようとして今の株価の近づけるのは良くないという意味。

冷静な思考で計画した指値をずらすことは、利益が乗っているなら利益の取り逃し、
含み損を抱えているなら更なる含み損、塩漬けにつながる恐れがある。

私の体験談

この格言を見たときに、「私のためにある」と思いました。
早く買いたいからと、指値をころころ変える悪い癖がありました。

しかも、悪い条件で買うわけですから、約定した途端に一気に含み損。
慌てて損切り、また元の値に戻り買い直す。

何をしているか分からないことが多々ありました。
指値を変えることは、意志が弱いんです。相場に振り回されるでしょう。

 

最初の損は最良の損

格言の意味

ビギナーズラックで勝てば、自分の実力を過信してしまい後々に大損してしまう。
それなら、最初に損をして自分の身の程を知り、学ぶ必要性を知ることが大切という意味。

はじめての宝くじで10万勝った話

私の会社の先輩が、はじめて買った宝くじで10万を当てたらしい。

だが、そんなにかんたんに勝てるものならと、のめり込んでしまい
結局は、10万以上を注ぎ込んで損してしまったらしい。

 

国策には逆らうな

格言の意味

国が何らかの推進をするときは、補助金や法律制定など民間企業が参入しやすい仕組みを作ります。

国策に関連した銘柄はその恩恵を受けますから、積極的に買うべきである、
間違っても逆のことをしてはいけないという意味です。

マイナス金利なら銀行は売りで不動産は買い

例えば、マイナス金利となると銀行は金利を支払わなければなりません。
そんなときに銀行の株価が下がって安くなったと考えて、銀行株を買うのは間違いです。

それだけの価値が無くなったから株価が下がったと考えるべきです。
それよりも、マイナス金利によって恩恵を受ける不動産銘柄などに投資すべきです。

 

逆日歩に買いなし、逆日歩に売りなし

格言の意味

信用買いに対して信用売りが多くなると株不足となります。
株不足となり逆日歩が発生すると、売り方は借りた株数に応じて品貸料を毎日支払わなければなりません。

そうなると、売り方は損失覚悟で買い戻しを行い、株価が高騰することがあります。

一見、買い方が有利に見えますが、株不足が解消されれば、本来の売り圧力が強まり大きく下落するでしょう。

乱高下するため、手出しをしてはいけないという意味です。

仕手が絡む銘柄 要注意

私が見たことがあるのは、逆日歩を発生させて、買い方有利と見せかける仕手ですね。
逆日歩となれば株価は上がるだろうと期待させて、個人投資家の買いを誘います。

個人投資家が買った頃合いを見計らい、再び大きく売ります。
すると個人投資家は含み損に耐えられず損切りしてしまいます。

結果的に暴落に貢献することになります。

逆日歩を餌にした仕手のテクニックですね。

 

閑散に売りなし

格言の意味

相場の低迷が続き出来高が減少してくると、多くの人が嫌気が指して損切りして、閑散とした状況となります。
売りたい人は売り尽くしていますから、今後良い材料が出れば大きく上がる可能性があります。

上がる見込みがあるから、閑散とした相場において売るのはもったいないという意味です。

掲示板の書き込みが少ない銘柄は上がりやすい

例えば、大きく下がり保ち合い相場になった銘柄は、Yahoo掲示板の書き込みが少なくなることがあります。
多分、多くの方が損切りして、その銘柄の掲示板を訪れなくなったのでしょう。

そういう銘柄のすべてに投資するのは、時間も資金も無駄になるのでできませんが、
何かきっかけがあれば、大きく上昇することがあります。

上がりやすい条件の1つですね。

 

必ずしも市場にいる必要はない

格言の意味

何かしら株を持っていないと、利益を取り逃してしまうのではと不安になることがあります。
ですが、頻繁に売買を繰り返すことは、損失につながります。

毎日売買するのではなく、機会を伺う待つ姿勢や、勉強することが重要だと教える格言です。

対極にあるのはポジポジ病

この格言の真逆に存在するのが、ポジポジ病でしょう。

「何かやらないと気が済まない。」

私も最初はそうでしたが、下手に何もしない方が上手く行くことも多いと気付きました。

チャンスを1つ逃しても、これからもチャンスは絶対に来ます。
確実に行けるタイミングまで待ちましょう。

 

風が吹けば桶屋が儲かる

格言の意味

風が吹けば砂埃のために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。
鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かることから。
桶屋が儲かる因果関係をいった昔話から出たことばで、それぞれの話の筋は通っているものの一つひとつの話が必然性に欠けているため、あまり現実的とはいえないだろう。
風が吹けば桶屋が儲かる - 故事ことわざ辞典

日々、アンテナを高くすること

「風が吹けば桶屋が儲かる」は屁理屈のような因果関係ですが、日々アンテナを高くしておくことは大事でしょう。

例えば、何らかの新製品発表のニュースや新たな政策が出たときに、すぐに関連するテーマ株が浮かぶ。
この域を目指したいものです。

相場の初期段階でテーマ株に投資できれば、飛躍的に株で勝てるようになります。

各銘柄の主な事業内容を抑えておくことは非現実的ですから、
まずは、テーマ株を頭に入れておくことですね。

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