【FX】メキシコペソ長期投資で年利42%

最近(2017/9)、ドル円が108円台と円高に進んでいます。
円高株安となると投資意欲は減退しがちですが…今だからこそ狙える長期投資があります。

それは、FXのメキシコペソ長期投資です。
野村證券の相場見通し通りに進めば、年利42%が狙える投資です。

日本円より高利率!年利7%の高金利通貨とは

私はFXで高金利通貨の投資もしています。
具体的には、トルコリラやメキシコペソです。

トルコリラやメキシコペソを扱うFX会社は非常に少ないのですが、
私が利用しているマネーパートナーズでは、両方を取り扱っています。

日本円と違い、外貨預金のように買っておけば年利7%以上の利回りの高金利通貨です。
マネーパートナーズ

外貨投資に役立つ野村證券レポート

とはいえ、トルコやメキシコの政情を知らずに外貨投資をするのはちょっと怖いですよね。
高金利とはいえ為替リスクがあるため、円高に進めば損失になります。

1年後に円高となった場合の損益例

【投資】
資金30万円を(1トルコリラ30円)で投資、1万トルコリラに両替。
30万円 ÷ 30円 = 1万トルコリラ

【利益確定】
1年後、1トルコリラ27円の場合、7%の金利を受け取っても損失になる。
元本:1万トルコリラ × 27円 = 27万円
金利:1万トルコリラ × 0.07 × 27円 = 18,900円

合計:28万8900円(損失1.1万円)

「高金利通貨は魅力的だけど、為替リスクがあるから怖い」

何も調べずに投資するのは危険ですが、調べるのに時間がかかるのも手間ですよね。
そこで、私の場合「あるレポート」を参考に投資をしています。

そのレポートとは…
野村證券が無料で公開している為替相場レポートです。

私のトルコリラ投資戦略は、このレポートを参考にしています。

【参考】野村證券レポートを利用したトルコリラ投資

http://www.nomura.co.jp/market/report/outlook/ex_try.html

野村證券の見通し「1トルコリラ=29.1~33.1円」を参考に
「30円台前半で買い増し、32円台で少しずつ売る。」

非常にシンプルな戦略ですが
このおかげでトルコリラ投資は、売買益+スワップ金利で既に10%超の利益となっています。

野村證券のメキシコペソの見通しとは?

野村證券が8月28日に公開した為替相場レポートはこちら。
http://www.nomura.co.jp/market/report/outlook/ex_mxn.html

要約すると

  • 米トランプ政権による対メキシコ通商・移民政策による不透明感
  • ただし、高い金利水準はペソ相場を下支えとなる
  • 金利7%からの利下げは、2018年7月以降
  • 結論:今後1年は1ペソ=6.1~6.8円と予想

現在の相場環境

6.1~6.8円の見通しとなっていましたが、
果たして今の為替レートはどうなっているのでしょうか?

9月5日時点でメキシコペソ/円のレートは、6.07円です。
野村證券の見通しの下限を割っています。

これは、メキシコというよりも北朝鮮の影響による円高が大きいです。
そのおかげで、投資チャンスとなっています。

外貨預金感覚で年利21%

FXでは自己資金以上に投資ができるレバレッジ取引ができますが、
外貨預金感覚でレバレッジなしのローリスク投資もできます。

手堅い投資が好きな方はレバレッジなしの投資ですね。
これでも、うまくいけば年利21%になります。

スワップ金利で年利9%

10万メキシコペソ(約60万円)を買って放置するだけで毎日150円のスワップ金利が貰えます。

年間にすると
150円×365日 = 約5.5万円

スワップ金利 5.5万円 ÷ 投資資金 60万円 = 約9%

※なぜか政策金利7%にも関わらず、スワップ金利だけで9%の利益

為替差益で12%

メキシコペソ高となれば為替差益の利益も見込めます。

メキシコペソ/円のレート6.07円で投資、6.8円まで上昇した場合

10万メキシコペソ:60.7万円 → 68万円

7.3万円の為替差益となります。

為替差益 7.3万円 ÷ 投資資金 60万円 = 約12%

合計で利回り21%

スワップ金利 9% + 為替差益 12% = 利益 21%

1年投資するだけで21%の利回りって非常に良い投資案件です。

仮に、メキシコペソレートが横ばいとなった場合でも
スワップ金利9%はありますから、悪くない投資だと思います。

レバレッジ2倍で42%

次にレバレッジをかけた場合の利益も見てみましょう。
スワップ金利に期待した長期投資で、高レバレッジは危険なのでレバレッジ2倍で計算してみます。

レバレッジ2倍なので、資金30万円で10万メキシコペソに投資したケースを考えてみます。
 
スワップ金利 5.5万円 ÷ 投資資金 30万円 = 約18%
為替差益 7.3万円 ÷ 投資資金 30万円 = 約24%

  
スワップ金利 18% + 為替差益 24% = 利益 42%

為替レートが横ばいだった場合でも、スワップ金利だけで利益18%になります。
 

(参考)レバレッジ3倍で63%

個人的には、レバレッジ3倍は少々危険な感じがします。
ですが、野村證券の見通し通りとなれば、大きな利益になります。

【20万円で10万メキシコペソに投資】
 
スワップ金利 5.5万円 ÷ 投資資金 20万円 = 約27%
為替差益 7.3万円 ÷ 投資資金 20万円 = 約36%

スワップ金利 27% + 為替差益 36% = 利益 63%

想定利益表

投資資金に対して、レバレッジなし~3倍で資金がどの程度増えるか表にまとめてみました。

【メキシコペソ6.8円まで上昇】
投資資金 レバレッジなし 2倍 3倍
60万 72.6万 85.2万 97.8万
120万 145.2万 170.4万 195.6万
240万 290.4万 340.8万 391.2万
480万 588.8万 681.6万 782.4万
【メキシコペソが横ばい】
投資資金 レバレッジなし 2倍 3倍
60万 65.4万 70.8万 76.2万
120万 130.8万 141.6万 152.4万
240万 261.6万 283.2万 304.8万
480万 523.2万 566.万 609.6万

相場に絶対はありませんが、野村證券の相場レポート(8/28公開)通りに進めば
480万円でレバレッジ2倍なら、200万円の利益も見込めます。

ちなみに私は…
相場レポートに気付いた日に早速、マネーパートナーズに100万円入金して投資しました(笑)

損失やリスクは?

良いことばかり書きましたが、損失やリスクはどの程度あるのでしょうか。
チャートから損切りポイントを考えてみます。

<週足チャート>

<日足チャート>

相場レポートは上昇トレンドが継続するという見通しでしょう。
ですから、週足チャートで去年つけた4.878円はあまり参考になりません。

目安としては日足チャートで何度か反発ポイントとなっている5.9円でしょうか。
ここを割れ続けるなら上昇トレンドなのか考えたいところです。

メキシコペソ/円のレート6.07円で投資、5.9円で損切りした場合

10万メキシコペソ:60.7万円 → 59万円

1.7万円(約3%)の損失となりますが、毎日貰えるスワップ金利があるので損失はもう少し抑えられそうです。

さいごに

今回は、メキシコペソの長期投資をご紹介しました。
高金利通貨への投資に興味がある方は、
野村證券の相場レポートはチェックしておいた方が良いでしょう!

私が利用しているFX会社 マネーパートナーズは、高金利通貨(トルコリラ、メキシコペソ)が充実しておりスワップ金利も高いのでお勧めです。


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