デイトレに対して誤解があると、目指す方向がぶれてしまいますので、デイトレについてご紹介していきます。なんとなく知っている方も再確認で読んでみてはどうでしょうか。
また、デイトレと他の投資手法の違いについても説明していきます。
- デイトレとは
- スキャルピングはデイトレの一種
- 日を跨ぐのは、スイングトレード
- 【重要】デイトレと中長期投資は異なる
デイトレとは
デイトレは1日で売買を完結させる短期売買手法です。
デイトレをする人のことを、デイトレーダーと呼びます。
デイトレの売買イメージ
株式市場が開かれている日中に、株価は激しく上下します。
株価の上下の動きを狙い、上がると踏めば買い、下がると踏めば売ります。
チャンスを探して、1日に何度も売買をしていきます。
細かい利益を積み重ねる
デイトレは1回あたりの損益は少額です。
細かい利益と損失を積み重ねてトータルで利益を残す手法なので、ローリスク・ローリターンの手法です。
デイトレは危険というイメージを持っている方も居るかもしれません。
それは、投資額が大きすぎたり、値動きの激しい危険な株を売買する場合です。
投資額や銘柄を考えて挑めば、デイトレで大損することはほとんどありません。
しかし、ローリスクである裏返しとして、デイトレは1、2日で大きく稼ぐこともありません。
デイトレを100万円で始めた場合、1日で20万、30万も稼ぐことはほとんど無いでしょう。
私の感覚からすると、1回あたり1万円以内の損益も多く、1日あたりの最大利益は、~5万円以内に収まる感じです。
スキャルピングはデイトレの一種
デイトレの一種でスキャルピングという手法があります。
スキャルピングは、一瞬の値動きを捉える手法です。
デイトレの場合、株の保有期間は、数分から数時間ですが
スキャルピングは、秒単位です。
とっさの瞬発力や一瞬の判断が求められる高度な手法のため、デイトレ初心者の方がいきなり目指すには、かなりハードルが高いです。
日を跨ぐのは、スイングトレード
スイングトレードもデイトレと同様に短期売買の一種ですが、
スイングトレードは日を跨ぐのが特徴です。
株保有期間は2日~2週間程度です。
デイトレのような瞬発力は必要ありませんが、保有期間が長くなることで、銘柄の業績分析や世界市場の動向を注視する必要があります。
デイトレと中長期投資は異なる
大切なことなので書いておきたいのですが、デイトレと中長期投資は異なります。
株式投資といえば、中長期投資を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
成長が見込める銘柄に投資をして企業の成長をじっくり待つ。
株主優待を楽しむ。
中長期投資も有力な投資方法ですが、
自分がデイトレをするのか、中長期投資をするのか、明確に決めておいてください。
なぜかというと、デイトレと中長期投資はまったく別物で、必要な能力が違うからです。
曖昧な投資をすると軸がぶれることになります。
軸がぶれると株で負けます。
デイトレは本来、日を跨ぐことはしませんが、
損失が出ると、中長期投資のつもりで買ったと自分に言い訳をして翌日に持ち越す人が居ます。
デイトレは、必ずその日中に決済をします。
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